2013年3月20日水曜日

田尻悟郎先生のワークショップに参加して

超久々の投稿です。遅くなりましたが、3月9日、正進社さんの企画による「田尻悟郎の英語ワークショップin福岡」に参加してきました。まず、このような機会を設けてくださった正進社さんと田尻先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。(涙目)置いてあったワークなど、欲張っていっぱい持って帰ってしまってすみませんでした。(TT)


さて、本題のワークショップですが、一言で言うと、「感動」しました。田尻先生の魅力にいたく衝撃を受けました。それは単に英語の授業がうまいというだけではなく、まさに教師の鑑とも言うべきで、考え方・実践力・態度など、すべてが魅力的でした。(このような表現でしか自らの感動を伝えることができないとは、自分の言語運用能力の低さにはひどく驚かされます。)

田尻先生は巷では「カリスマ中学校英語教師」「マジシャン」などと呼ばれ、メディアでも数多く取り上げられるようなお方です。その姿からは、優しそうな人だなぁという印象を強く受けます。
しかし、田尻先生の英語の指導は決して「甘く」ありません。文法もするし、発音矯正もするし、英語教師としての「妥協」も一切感じ取れませんでした。しかし、先生のクラスでは生徒が積極的に授業に参加します。先生が「生徒を動かす・やる気にさせるコツ」を知っているからです。

4時間にもわたる講演を聞き、自分なりに見つけたキーワードがあります。

「生徒をじっくり見つめ、生徒の気持ちを考える」

田尻先生は、「軽い気持ちで褒めるな」「起立して音読させるのは子どもを傷つける」「習熟度別クラスは単なる差別だ」「ラインゲームは見せしめだ」「将来の夢のスピーチは絶対してはいけない」などの(少し衝撃的な)お言葉を下さいました。一見すると厳しい意見に聞こえますが、これらは生徒自身の気持ちを考えたら当然であり、それに気付いていない教師があまりにも多すぎるという事でした。

田尻先生は、「生徒をじっくり見つめ、生徒の気持ちを考える」その実践者です。

先生の授業中の生徒は、

・どうして恥ずかしがらずに発音しようとするのか
・どうして大きな声で話すのか
・どうして宿題をしてくるのか
・どうしてWSを使用した活動が上手くのか
・どうして真ん中から上の子どももやる気を持って取り組むのか

全て、生徒の気持ちを考えるだけで答えは見えてきます。

自分はまだまだ理論も実践も未熟ですが、近年の英語教育・英語教師に対する期待と風当たりの強さはひしひしと感じております。田尻先生のような考え方をできる本当の意味での「教師」が増えれば、学校・教師、そして英語教育も少しは見直されるのかもしれません。
さて、数年後、自分は「教師」になれているでしょうか。

2 件のコメント:

  1.  >田尻先生は、「軽い気持ちで褒めるな」「起立して音読させるのは子どもを傷つける」「習熟度別クラスは単なる差別だ」「ラインゲームは見せしめだ」「将来の夢のスピーチは絶対してはいけない」などの(少し衝撃的な)お言葉を下さいました。

     上の4点に関して、英語授業では当たり前の行為だと思っていたのですが、なぜ「絶対にしてしてはいけない」のか疑問に思いました。そういうことも含め、田尻先生のご著書を読んでみたいと思います。

     先日寺島隆吉先生の懇親会に一緒に参加して感じたと思うのですが、やはりその道の専門家や達人の話を肉声で聞くことは大切だと思います。そういう機会は最大限利用して、この時間のある大学生の間に先人たちの知恵をいただいておきたいですね。

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    1. Shunyaさん
      コメントありがとうございます。

      仰る通りで、残り1年は参加可能なセミナーやワークショップには極力参加しようと考えています。自発的に動いている分、吸収できる事も多いような気がします。参加した上で本を読めば、より深く思考できるのではないかと期待もこもっております。

      というわけで、近いうちに自分も田尻先生のご著書も再度読んでみようと思います。読まなければならない本が増えるのは、何だか嬉しいですね。

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